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今日、友達のもっちんから、綿が届きました。
おおきな段ボールの中で、ふわふわしてました。 去年の5月の終わりに、彼女が遊びに来てくれた事を思い出していました。 ちょうど、野いちごがまっさかり。 隣の奥さんとそのお友達と、彼女と私。 それぞれに、おしゃべりをはずませながらのお散歩でした。 植物を育てるのが大好きな彼女と、 糸紡ぎが大好きな私。 二人でものを作るときのユニット名を、歩きながら考えていました。 おやつは野いちごのタルトでした。 「こつぶ」ってどう?彼女が言いました。 ちいさいつぶつぶを見て思いついたそうです。 私たちにぴったりね〜。 その後、彼女が育ててみたもの。モミジイチゴ、フラックスなど。 枯れていったようです。 そうしているうちに、 彼女が卒業した淡路の園芸学校の先生とお仲間さんの取り組みの中で、 綿を栽培させてもらえる、という話が持ち上がりました。 雑草をとったり、耕したり、水をまいたり、 大変な作業だったようです。 まいた種が発芽しなかったこともあるそうです。 そんなこともありつつ、周囲の方々に支えられて、 秋にはたくさんの綿が収穫できたのでした。 でもそれ以上に彼女にとって、とても充実した夏だったようでした。 真っ白い綿を持って再び我が家を訪れた彼女が、 とても楽しそうに話してくれたのが印象的でした。 秋から冬、ミーティングと称して、 彼女は何度も我が家に足を向けてくれました。 冬には雪も積もりました。 ひたすら綿をむく彼女と、紡ぎ、織る私。 そして夜は、呑む。語る。 最初は布とも思えないようなみすぼらしい物体が出来上がりました。 でも、何度か試しているうちに、布らしいものになっていきました。 そんな過程を経て、「こつぶの布」が出来上がりました。 ちょっとした野望もあって、 某有名クラフト展に出品したりもしましたが、あえなく落選。 戻ってきた布は二人で半分こしました。 我が家では、夏に向けて、玄関ののれんになってます。 そしてまた、届いた綿。いろんな人の手あかがついているそうです。 これは、彼女が夏に開く予定のお花屋さんで身につける、ある物になります。 今年も、もうすぐ、野いちごの季節。 それで今日は、過去の写真を2枚載せることにしました。 一枚は、野いちごのタルト。こつぶの発祥です。 もう一枚は、こつぶの布。撮影は冬の淡路です。持っているのは彼女です。 つづく。
by suppin-kan
| 2006-05-10 15:48
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